印鑑(はんこ)を購入する際には、実印や銀行印あるいは認印が必要となります。
迷うことが多いのは、店舗に出向くか、ネットで注文するかということですし、どの材質/祖竿の印鑑(はんこ)を選べば良いのかがわからないという、それぞれの印鑑(はんこ)の大きさ(直径)・素材(印材)・書体の3点から決まる点です。
当ホームページにお越しいただく方も、どういった印鑑(はんこ)を作れば良いのかわからないとご相談いただくことがあります。
ここでは素材の特徴、メリット・デメリットと用途に合わせた選び方をご紹介します。
大まかに4種類あります。
樹脂系の素材 / アクリル、琥珀樹脂など
木製の素材 / 輸入木材、国産柘植、彩華など
角・牙製の素材 / 黒水牛、オランダ水牛(白水牛)、象牙
金属の素材 / チタン
琥珀は、数億年前に植物が化石化されたもので、その美しさは他を圧倒します。琥珀の元となった植物の種類は、広葉樹、針葉樹など、多岐にわたります。また、印鑑としてのために、天然の琥珀に人工樹脂を合成して強度を高め、更なる耐久性を確保しています。
薩摩本柘は木材系印材の中で高級で、密度が濃く粘り気もあり印材として適しています。
しかし、木材の為、印肉等の手入れが行き届かず、蓄積すると目詰まり等の劣化の可能性が高くなります。
男女ともに人気のある印材ですが、柘系の印材は最も安価な部類に入るため、急ぎで印鑑が必要という方以外は避ける傾向にあります。
彩樺は木材と樹脂を用いて製作され、環境に優しい材料です。真樺(パーチ剤)と樹脂を高圧加熱処理することで、硬くてきめ細かい材質に仕上がります。また、木目が美しく、木の味わいが残っているので、木製品として魅力的な商品に仕上がります。これにより、有限な木材資源を保護することが可能です。
黒水牛の角は、タンパク質を主成分としているため、乾燥すると劣化しやすい性質を持っています。保管の際は専用のケースに入れ、時々オリーブオイルなどを染み込ませた紙などで拭いて表面の水分を補給することで、長時間に渡って良好な状態を保つことができます。また、角の表面に付着した汚れを取り除く際は、市販のクリーナーなどを使用すると良いでしょう。
オランダ水牛の印材「純白」は、茶色の模様がほとんどないという特徴があり、非常に希少性の高い種類です。その色合いは、飴色から深いグレーまで様々なタイプがあり、印材の中でも特に美しい色合いを持っています。また、色合いのみならず、表面の細かい模様や、質感なども特徴的で、オランダ水牛の印材の中でも特別な存在として注目されています。
象牙は、落ち着いた色を持ち、朱肉の吸着性が高いことから印鑑の素材として最高の素材として評価されています。象牙の色は真っ白でもなく黄ばんでもなく、その色は実印としての人気の理由となっています。また、朱肉の吸着性が良いため、印影が鮮明になり、美しい印影になります。象牙は、見た目、手触り感、高級感、重量感などのすべての条件において、印鑑の素材として最高の選択肢であると考えられています。
チタンは、スチールや銅よりも軽くて高い強度を持ち、その熱伝導率が銅やアルミニウムに比べて低い特性があります。そのため、印鑑としては耐久性が高く、摩擦や腐食などにも強く、押印時に印鑑の表面に負担がかかりにくい素材となっています。また、チタンはゴルフクラブなどでも素材として用いられ、スタイリッシュな見た目と機能性を兼ね備えた高級感のある素材として、高い人気を誇っています。
印鑑の値段相場に違いがあるのは、素材の違いが大きな理由なのです。
素材としては、金属素材(チタン)、木材(柘植、彩樺など)、樹脂製品(琥珀)、角・牙製などがありますが耐久性があり、長く使える素材が重要です。
また硬度、重量、表面処理なども重要な要素です。
ある程度耐久性があるものであれば、値段相場や見た目から選ぶことも可能です。